わたしを守るために、線を引きました。

それは、誰かを遠ざけるためじゃなくて、
これ以上、踏み込ませないための線でした。

このZINE『抵抗線』は、
わたしが、わたしに戻るために書いた本です。

「だいじょうぶじゃない」って言いたかっただけ。|ZINE『抵抗線』より #shorts - YouTube

壊れるより、気まずくなる方がこわかった。ZINE『抵抗線』より一篇を朗読と映像で届けます。“だいじょうぶじゃない”日に、そっと寄り添うための詩。🟡ZINE『抵抗線』発売日…

こんな人に届くといいな、と思ってます。

届いてほしいのは、
"似たように不器用に生きている誰か"です。

「誰にもなれなかったわたし」が、
それでも生きるために言葉を選びました。

女としても上手に生きられず、かといって男にもなれない。
やさしくしたいけど、やさしくなれない夜もあって。
それでも、線を引くことでしか、
自分を守れなかった瞬間たちをZINEに刻みました。

不器用な私が誰かにこの本を届けることで、
誰かのピースが埋まると嬉しいな、と思っています。

作品詳細
『抵抗線-男にも、女にも、母にも成れない私へ-』
発行日:2025年5月11日(文学フリマ東京40)
サイズ:B6 / 44ページ
収録作品:詩11篇+短編1本+イラスト
価格 500円

画像
人生にゆるく抵抗しているイメージを表紙にしてみました。

誰にも見せたくなかった言葉を、
誰かにそっと渡したくなった夜があって。
その夜が、きっとわたしの始まりでした。

あなたにも、
あなた自身を守るための線が、ありますように。

ここまで読んでくれてありがとう。